ベルギービールウィークエンド豊洲に行ってきました！
ベルギービールウィークエンド(BBW)とは？
ベルギービールウィークエンド(BBW)は、ベルギーのブリュッセルで行われるベルギービール文化を楽しむ祭典です。
毎年9月の第一週の週末3日間で開催されます。
会場は世界で最も美しい広場ともいわれる「グラン・プラス」
「街の中心」という意味の名前で、世界遺産に登録されています。
「ベルギービール文化」はユネスコ無形文化遺産に登録されているので、
世界遺産でユネスコ無形文化遺産を体験できる貴重なお祭りです。
ベルギー国外での初開催は「ベルギービールウィークエンド東京2010」、東京の六本木アリーナで行われました。
現在では日本の主要都市で開催されています。
特徴的なシステムは、入場無料で最初にビール専用グラスとコインのセットを購入することです。
開催前に前売りチケットを購入しておくと割引になります。
ビールを飲まない人はコインだけ購入して料理やソフトドリンクを楽しむこともできます。
専用グラスの良いところはプラカップを使わないのでエコなだけではなく、口当たりの良い脚付きのグラスで飲むことで本来の美味しさを楽しめるところです。
購入したグラスは使用後に持ち帰ります。可愛くておしゃれなデザインかつ、しっかりした丈夫なつくりなので家飲みビールもワンランクアップします。
BEERTIFULスタッフも最近は自宅で毎日使っています。
年内に限りグラスやコインを次の会場に持参して使用することもできます。
ベルギービールの特徴は？
ベルギービールの魅力は個性的なスタイルとその豊富さで、750種類以上といわれています。
ビール通にとって楽しいのはもちろんですが、
特に飲んでみて欲しいのはビールは好きだけどこだわりがなくあまり違いは分からないという人や、ビールがあまり得意じゃない人です。
大手国産ビールしか飲んだことのない人は「これもビールなの？」というカルチャーショックを受けること間違いなしです。
代表的なものだけでも沢山あります。
修道院内で醸造する「アビィビール」。特にトラピスト会の修道院でつくられるビールは「トラピストビール」と名乗ることが許されています。
大麦の他に小麦や小麦麦芽を原料としてつくられた白みがかった「ホワイトビール」、ベルギーのものは「ベルジャンホワイト」とも呼ばれています。
自然界に存在する野性酵母や微生物を利用して自然発酵させる「ランビック」はブリュッセル近郊のみでつくられています。
副原料を使ったビールも豊富で、代表的なものはフルーツを使った「フルーツビール」。なかでもチェリーを使った、酸味のある「クリークビール」が定番です。
食事やソフトドリンクもある？
ベルギーのフライドポテト「フリッツ」やベルギーチョコレートのドリンクなどビール以外のグルメもハイレベル！
BEERTIFULスタッフが飲んだビールを紹介
デュベル・666生
デュベルはオランダ語で悪魔という意味です。
モルトガット醸造所の看板である「デュベル」は8.5％もの高いアルコール度にもかかわらず口当たりが良く、後ろに悪魔が潜んでいるというエピソードがあります。
この「デュベル・666生」はモルトガット醸造所150年の節目のビールとして醸造されました。
アルコール度数6.66％というハイアルコールではないビールですが、悪魔は消えておらず、西洋で悪魔と恐れられる666という数字が付けられています。
一口目を飲み込む瞬間にキリッとした辛さがあってすっきりしています。
ですが薄い訳ではなく、こくもしっかりあります。
存在感があるのに捕まえられない感じはまさしく悪魔のよう！
リンデマンス・グース
醸造所付近に生息している野生酵母で仕込んだ、ランビックというスタイルのビールです。
グースとはランビック2〜3年ほど樽で熟成させたものと、熟成が1年ほどの若いものを、ブレンドしてつくります「グーズ」ともいいます。
フルーツ酢のような風味と酸味がありつつ、ビールらしさも消えていないのが良い感じです。
お酢を飲んだ時のようにキツイ感じはないので、身体に良さそうな印象です。
この日は暑かったので、特に美味しく感じました。
マルール 6
すっきりとした苦味に花のような香り。
ビールらしいビールが好きだけど、ちょっと変わった風味も欲しいという人に最適です。
ブロンシュ・デ・ナミュール
さらっと飲める軽い飲み心地のホワイトビールです。
後からくるスパイスの香りがなんとも言えない幸せ感を感じさせます。
苦味はほとんどなく、ビールが苦手な人にもおすすめです。
料理もおすすめ
あおさのフリット
カリカリであおさの風味が良い仕事しています。
手軽に食べられて、番人受けする美味しさなので最初の一品にも最適です。
迷ったらこれを買っておけば間違いなしです。
写真は1個ですが、本当は沢山入っていました。
美味しくて速攻でパクパク食べてしまったので正確にはわかりませんが10個くらいだった気がします。
豚炭火焼き
柔らかくてジューシー。
シンプルな味付けで、豚肉ってこんなに美味しかったんだと気付かせてくれます。
一瞬でお皿の上が空っぽになってしまい、迷わずもう一皿注文しに走りました。
フリットM
みんな大好きポテトフライ！
細いカリカリ系と太いホクホク系の間くらいの太さなので、細い派と太い派が仲良く食べられる良いとこどりなバランスです。
勝手に名付けるなら「博愛ポテト」ですね。マヨネーズが添えてあります。
片手で持てるSサイズもありました。
いぶりがっことクリームチーズのポテトサラダ
優しくクリーミー。
滑らかにこしてあるマッシュドポテトにいぶりがっことクリームチーズ、粗めの胡椒の相性がばっちりです。
さっぱりつつも程よい満足感があります。少しだけつまみたいときや、最後のもう一品にもちょうど良いですね。
